不倫の慰謝料にも時効がある

時効とは?

刑事(犯罪関係)だけでなく、

不倫問題にも、時効が存在しています。

 

時効とは、権利の行使をしない場合

その権利が消滅してしまうこと

(消滅時効)を言います。

 

不倫による慰謝料請求権の時効

不倫による慰謝料を請求する権利も

時効の定めがあり、

 

・不貞行為および不倫相手を
知った時から年間

・不倫関係が始まったときから20年間

 

どちらか短い方が経過すると、

不倫による慰謝料を請求する権利は

消えてなくなってしまいます。

 

つまり、

<夫(妻)の不倫と不倫相手を知った

 日から3年経過してしまった>

<夫(妻)の不倫を最近知ったが、

 それは20年以上前の出来事だった>

このような場合は、

不倫という不法行為に基づく

損害賠償請求権は発生したが、

時効により消えてしまったことになります。

 

(※「知った日」は、
不倫の事実を知り、
相手の氏名と住所がわかった日となります。)

 

時効がもうすぐ来てしまう。そんな時は

夫(妻)の不倫を知ってから、

もうすぐ3年経ってしまう。

黙って穏便に済ませようと思っていたが

やっぱり我慢できない。

 

そのような場合には、

配達証明付内容証明郵便にて不法行為に基づく損害賠償請求を行う

という方法があります。

 

簡単にいうと、

 

内容証明郵便で損害賠償請求をすると、

そこから6か月は時効の完成を阻止

することができるのです。

 

その間に不倫相手と交渉し、

不倫相手が慰謝料を支払うか、

慰謝料の支払いについて定めた示談契約を

締結することができます。

 

 

 

 ▼内容証明郵便の作成へ

 

時効が来てしまった。そんな時は

しかし一方で、

時効が完成していても、

請求ができないわけではありません。

 

相手が、

「時効が完成しているので払いません」

と言えば有効となりますが、

不倫相手が慰謝料を支払った場合は、

受け取ることができますし、

あとから返す必要もありません。

 

 

不倫した夫(妻)への慰謝料請求権

こちらには例外があり、

民法159条により、

婚姻の解消の時から6か月を経過するまでは

時効は完成しない

という定めがあります。

 

スピーディな解決を

「不倫を知ってから3年」は、

思いのほか早くやってきます。

必要以上のトラブルを起こさないためにも、

早めの示談契約を心がけましょう。

 

 

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