不倫は犯罪?

「不倫は犯罪だ」という論調をよく見ます。
ですが、現代では、
不倫は犯罪ではありません。

そもそも犯罪って何?

近代国家では、
法律で定められた”罪”を犯すと”刑罰”が与えられる
という仕組みになっています。

そして、不倫(不貞行為)は現代の日本では、
法律で罪と定められていません。
不倫の事実が発覚しても、
警察に捕まることも、罰金を払うことも、
刑務所に入ることもありません。

しかし不倫が罪ではなくなったのは、
戦後のこと。
それ以前は立派な犯罪でした。

江戸時代:不倫は犯罪

ちょっと時代をさかのぼって、
江戸時代を見てみると、
「紙入れ」「風呂敷」「町内の若い衆」などは、
不倫がテーマの古典落語の演目です。

「間男は 亭主の方から 先に惚れ」
「町内で 知らぬは亭主 ばかりなり」

などの川柳があるくらいですから、
不倫は横行していたのでしょう。

江戸時代の不倫は犯罪であり、
死罪でした。

特に、自分の主人の妻との不倫は重罪であり、
獄門(さらし首)でした。
ただ、実際はお金での解決(示談)が多かったようで
江戸時代初期は5両(50~60万円程度)
江戸時代後期は7両2分(90万円程度)
と相場が決まっていました。
相場がかなり現代と近いのは、
興味深いものがあります。

明治時代~戦前:不倫は犯罪

明治時代にも、
不倫は犯罪(姦通罪)とされていました。

明治13年に定められた刑法(旧刑法)では、
第三百五十三条 ①有夫ノ婦姦通シタル者ハ六月以上二年以下ノ重禁錮ニ処ス其相姦スル者亦同シ
②此条ノ罪ハ本夫ノ告訴ヲ待テ其罪ヲ論ス但本夫先ニ姦通ヲ縦容シタル者ハ告訴ノ効ナシ
という形で不倫は犯罪である(姦通罪)と定めていました。

ただし、
不倫の処罰の対象は妻とその相手のみであり、
夫と独身女性の不倫は罪にならない
という男女不平等なものでした。

妻に子ができない場合、
夫は妾を作ることが許されていましたし、
妾にも貞操義務が課せられていました。

また、夫が、
妻と不倫相手の男が不貞をしている
現場に出くわしたときは、
夫自らその男女を即座に殺害しても
罪に問われなかったと言います。
第三百十一条 本夫其妻ノ姦通ヲ覚知シ姦所ニ於テ直チニ姦夫又ハ姦婦ヲ殺傷シタル者ハ其罪ヲ宥恕ス但本夫先ニ姦通ヲ従容シタル者ハ此限ニ在ラス
これを”間男重ね切り”と言いました。

旧刑法の規定はかなり男女不平等なものでした。
また、明治40年の刑法改正においても、
第183条に姦通罪の規定は残されました。
第百八十三条 有夫ノ婦姦通シタルトキハ二年以下ノ懲役ニ処ス其相姦シタル者亦同シ
2 前項ノ罪ハ本夫ノ告訴ヲ待テ之ヲ論ス但本夫姦通ヲ縦容シタルトキハ告訴ノ効ナシ

戦後:不倫は犯罪ではなくなった

戦後GHQの統治のもと、
男女平等が推し進められました。

男も女も平等に罰する形に改正して残すか
それとも姦通罪自体を丸々削除するか
が議論され、結果、
昭和22年に姦通罪は刑法から削除されました

不倫はつい70数年前まで、
立派な犯罪だったのですが
現在は犯罪ではありません。

しかし今も昔も、
不倫で傷つけられた配偶者の辛さは
変わりません。
刑法で犯罪として裁かれない分、
当事者同士の民事のなかで、
きちんとけじめをつけることが、
今後のためにも大切になってきます。

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