不倫からの再構築へ3つのステップ

夫の不倫という裏切り行為は、
決して簡単に許されるものではありません。
なかには離婚に至る夫婦もあります。
しかしながら、
熟慮の末に再構築へ進む方も
多くいらっしゃいます。
しっかりとステップを踏み、
最短で再構築を成功させましょう。
ステップ① 夫に罪の意識を持たせ、けじめをつける
何よりも重要なのは、夫の言動です。
夫が「もう二度と不倫をしない」
と堅く誓うことは、
法的にも精神的にも大きな意味を持ちます。
ですが、非常に残念なことですが、
不倫した夫は、
罪の意識が薄い傾向にある
ことが多いようです。
仕事や出産などの環境の変化を理由に、
「不倫をしたのはお前のせいだ」
といわれた経験のある不倫被害者の方も
いらっしゃるほどです。
再構築のための第一のステップとしては、
①夫に不倫の事実を認めさせること
②夫に罪の意識を持たせること
の2点が大切になります。
罪の意識がなければ謝罪や反省、
今後の改善は生まれませんし、
そのためには不倫した事実を
認めさせることが重要です。
また、不倫した事実を記録しておけば、
今後の話し合いが万一こじれた際も、
ひとつの有力な証拠となります。
▼謝罪・反省・不倫の事実を、
誓約書という形で残します。
ステップ②不倫相手に、毅然とした態度を示す
不倫という行為は1人では出来ません。
かならず相手がいます。
ですが裏を返せば、
相手が夫に近づけないようにすれば、
不倫はもう起こりません。
したがって再構築のための第二のステップは、
不倫相手に、
毅然とした態度で通知すること
になります。
多くの場合、不倫相手は
二人だけの秘密の関係で、
それゆえに安全な関係だと考えており、
甘い認識をしています。
この認識を覆すためには、
不倫相手に対し、
・「不倫の事実を知っていること」
・「不倫相手の存在(氏名や住所など)を知っていること」を通知し、
・「二度と近づかないよう」警告すること
が必要です。
また同時に、
慰謝料を請求することも効果的です。
この通知は、通常のメールや電話、
手紙でもかまいませんが、
インパクトを与えたいのであれば、
内容証明郵便が適しています。
ステップ③不倫相手に約束させ、合意をしておく
・不倫を継続、もしくは再燃させないため
・不倫(不法行為)の責任を取ってもらうため
にも、
不倫相手とも双方の合意をしておくこと、
それを示談書という書面で残しておくことが
重要になってきます。
最後となる第三のステップでは、
不倫相手と示談を通し、
①罪の意識を持たせること
(慰謝料の請求)
②不倫の事実を認めさせること
③夫に近づかないと約束させること
の3点です。
また万一約束が破られた場合は、
違約金として、
ペナルティを設定することができます。
人間同士の信頼関係に基づく約束をし、
かつ不倫という行為に対する謝罪をさせ、
ペナルティで再発を防ぎます。
今後の対策・作成のご相談は、
こちらから受付いたしております。
スピーディな返信・やりとりで、
迅速な解決を目指しましょう。